企業の管理能力 4
"当て外れ"に対する方策は、以上の考察から、"当て外れ"を完全に無くしようとすることではなく、うまくさばくことにあることが解かります。
その要点は、
1.できるだけ決定・指示の時期を遅くする。
必要やむを得ない分だけ指示し、後は立案したとしても少なくとも保留しておく。
2.計画を変更しやすくしておく。
・融通性の高い考え方で立案する。
・一応計画ができたら、若干の不利を忍んで、計画から固定性を排除する。
3.できるだけ、細かくきめない。
工程管理を実際にやっている人は、やりくり上手が主体だという工場が91%もあるという調査結果からみても、工程管理にやりくりはつきものだと考えなければなりません。
ところが、やりくりは変更アクションですから、多くやればやるほど損が出てくるということも事実です。
そこで、やりくりは必要最少限にとどめ、しかも上手にやらなければならないことになります。